introduction

今の日本ではステップファミリーや片親の家庭も数が多くなってきていると聞きます。
だから、「家族」に血縁がない場合も少なくないでしょう。
もはや「家族」の前提から血縁は無くなっているのだと思います、ではなにをもって家族は家族と呼べるのものになるのでしょうか。
構成員がこの世界に生まれてきたことを無条件に喜べるような集団が今現在「家族」と呼べる集団なのだとわたしは思います。
しかし、血縁は切っても切れないのですが、愛情は常に暫定的なもので、いつなくなるのかは誰にもわかりません。
だから姉妹たちは信じられるものを持たず、いつも不安で怯えています。
人間の心は移ろいやすいので、今の 瞬間は家族でいられても、
いつただのルームメイトになってしまうのか誰にもわからないからです。